川内まごころ文学館について

 豊かな自然に恵まれ、長い歴史を持つ川内の地は、多くの文学・芸術の表現者を 輩出してきました。川内まごころ文学館は、これら先人の文化遺産を後世に伝え、 川内という風土の持つ文芸的特色を明らかにするとともに、新たな文化の創造の場、 そして21世紀の要請する心の交流の場として、平成16年1月30日、ここに開設 されました。

常設展示

1階
改造社に残された作家二百余名の直筆原稿の世界
 日本文化に旋風を巻き起こした川内出身の大ジャーナリスト山本實彦の足跡と、實彦主宰の総合雑誌「改造」に寄せられた芥川龍之介、谷崎潤一郎をはじめとする近代文学者たちの直筆原稿・資料を展示しています。
2階
有島芸術 -とくに里見弴の文芸の世界-
と郷土ゆかりの芸術たちの世界
 川内ゆかりの有島芸術三兄弟、特に里見弴の文芸資料を中心に白樺派の書や絵画など幅広く展示します。また、併せて画家・山口長男、歌人・与謝野鉄幹、晶子など郷土に関わりの深い芸術家たちの資料を展示する空間も設けています。

図書・休憩コーナー

1階
ゆったりと文学作品を楽しむ
全集や絵本、雑誌などを閲覧できるコーナーです。
無料でご利用いただけます。
 

多目的映像ホール

1階
芸術・文化をじっくり鑑賞
95席のミニシアターです。
映像の上映会、各種演奏会、講演会等にもご利用いただけます。
 

企画展示室

1階
様々なジャンルに幅広く活用
ピクチャーレール、展示ウォールを付設した173平方メートルの展示空間です。 美術展や書道展、写真展などの市民ギャラリーとしてもご利用いただけます。